競輪予想で天候の影響を読む

競輪のレースを予想するにあたり天候を考慮すべきか？

「競輪予想で天候の影響を読む」 競輪の予想は、選手の実力や戦術だけでなく、さまざまな外部要因も考慮する必要があります。その中でも、天候はレースの展開に大きな影響を与える要因の一つである。雨や風、気温の変動など、天候の変化は選手たちの走行に直接的な影響を及ぼすことが多い。この記事では、競輪の予想において天候の影響をどのように読み解くべきか、そのポイントを詳しく解説していく。

雨天時のレースに与える影響とは？

雨の日のレースは、展開や選手の戦術に大きな影響を及ぼします。スポコンおやじも正直、雨の日のレース苦手でした。
その要因は

が挙げられるかな。
スポコンおやじのメンタルは豆腐だったのでその傾向は特に強いのだと思うけど、多少なりとも、他の選手も同じような感覚を持ち合わせているのではないだろうか。

逆に雨天時の落車は自転車も身体も滑るから、大した怪我に発展しないだろうっていう楽観的な考えの選手がいたのも事実です。

雨天時の選手の戦術変化とは？

雨天時の競輪レースでは、選手たちの戦術は多少変わるんじゃないですかね？
前記した通り雨粒はかなりのストレスだし、雨の走路ってたいがいペダルを踏んだ感じが重く感じるしね。当然スピードも鈍るよね。捲りが決まりにくくなるって事です。

よって自力選手の先行意欲が普段より格段に上がるし、雨天時は実際に先行有利とされています。
一方で先行態勢に入った時、後方を確認する時の視界の悪さと通常より先行意欲が高い事を鑑みると、先行ペースを乱す可能性があるという事も考える必要があると思う。

レースにおける風の影響は？

競輪レースにおいて風の影響は、雨天時以上だと思う。風向きにもよりますが、それが選手にとって吉と出る場合と凶と出る場合があります。
実際に下記の事例が考えられる

	ホームストレッチが追い風だと基本的には先行有利かな。ただ早めに仕掛ける先行（１周半前から・・・要はジャン前から）は仕掛ける時にもろ風を受けるわけだから、これはこれできつい。
	バックストレッチが追い風だと基本的には捲り有利かな。先行選手が最終4コーナーまで先頭できたとしても、逃げ残りはかなり厳しいと思う。（バンクの特徴や番組構成にもよるけどね）
	走行方向に常に追い風で風が回っている場合は、断然先行有利です。夏季の富山競輪場にこのような先行選手にとってすごくありがたい神風が吹く時が多々あるんだよね。スポコンおやじも実際に経験済みで、２周前からの先行でビックリするくらいの上りタイムをたたき出したことがあります。
	走行方向に常に向かい風で風が回っている場合は、自力選手は先行だろうが捲りだろうがきついよね。まあ極論を言えば捲り有利かな。捲りも末脚を欠くだろうね。

競輪は天候も考慮した予想をたてよう！

雨天時は予想を大幅に変えるべきなのか？

競輪は多少の雨でもレースは行われます。選手からすると前記した通り、滑りやすいとか視界が悪い等、かなりメンタル的に影響を及ぼすのではないでしょうか？
ただレース結果に関しては、一部の雨天時に極端に弱い選手を除いては、極端に好天時と雨天時では極端な差がないみたいですね。
下記を参考にしてください。

2番目の先行の番手の選手の牽制が浅いって項目が分かりづらいと思うけど、それはスリップし易いがために、いつもと同様に捲りに来た選手を過度に牽制した場合、落車転倒の危険性があると言う事です。落車させたらそこで失格だから、そこまでのリスクを負ってまで、過度な牽制はしないと言う事です。

要するに雨天時に予想をする場合は、極端に荒れるとは限らないと言う事です。
ただ先行有利なのは変わりはありませんし、捲りは不利なのも変わりありません。

強風時は予想を大幅に変えるべきなのか？

風が強い場合は風向きによりかなりレース結果に影響があります。
下記を参考にしてください。

バンクの特徴を確認する	直線が長いのか？短いのか？ 直線が長ければ長いほど、風の影響を受けやすくなりレース結果に影響あり！
ホームストレッチ側が向かい風 バックストレッチが追い風	どちらかというと捲り有利 先行選手の番手有利
ホームストレッチが追い風 バックストレッチが向かい風	どちらかというと先行有利 捲り選手の番手有利
走行方向に常に追い風	先行有利
走行方向に常に向かい風	先行の２番手３番手有利 捲りの番手有利

この章のポイントを以下にまとめました